『王になろうとした男』~現実味がない話だけど、冒険物語としては面白かった
あらすじ
“秘境カフィリスタンに富を求めて旅立った二人の男、ドレイポットとカーニハン。彼らはヒマラヤを越え、未開の部族に英国式の軍事訓練を施した。その軍隊を使って、彼らはカフィリスタンを次々と平らげていく。そして、ドレイポットの胸にかけられたメダルを部族の長が認めたとき、彼らは神としてあがめられることになる……。ノーベル賞作家キプリングの原作を名匠J・ヒューストンが映画化したダイナミックで奇妙な冒険映画。”
出典元:allcinema
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作品情報
原題:The Man Who Would Be King
監督:ジョン・ヒューストン
出演:ショーン・コネリー
マイケル・ケイン
公開:1975年
感じたこと
まったく予備知識なしにみたら、しばらくは話がどう展開するのか人物のつながりがどうなっているのかが全然見通せず、最後までちゃんと見られるか不安になった。
二人がなぜヒマラヤの奥地まで行って王になろうとしたのか。
単に財宝のためだったのか。
それならそんな遠くまで行かなくてもいいのでは。
こんな感じで雪山は越えられないだろう…
など、見ていていろんな疑問点がでてきたけれど、深く考えずに二人が冒険していく話だと思えばいいのかと途中で考えた。
ショーン・コネリーが神であるふりをして財宝を得ようとしていたのに、いつのまにか自分が本当に力を持っているかのように勘違いしてしまうという点で人間の傲慢さを描きたかったのかなぁ。
いつものことながら、ショーン・コネリーはかっこいい。