きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『Red』島本理生 ~危うすぎて、読んでいて不安になる

『Red』

著者:島本理生

発行年:2017年

 

解説

“元恋人との快楽に溺れ抑圧から逃れようとする塔子。その先には、どんな結末が待っているのだろう――。『ナラタージュ』の著者が官能に挑んだ最高傑作!”

出典元:中央公論新社

 

感じたこと

 

『ナラタージュ』をまだ読んでいないのだけれど、図書館で見つけたこちらを先に読んでみた。

 

島本理生作品は初めて。

 

主人公の愛におぼれていく姿に、読んでいて引き込まれていく。

 

読者を主人公に投影させて不安にさせてしまうって、すごいな。

 

『ナラタージュ』、はやく読んでみたくなった。