きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

翻訳

確定申告、さっさと終了。

数日前に、取引している翻訳会社からの支払調書が揃ったので、今日は確定申告の書類作成。 翻訳業は仕入れや仕掛品などがあるわけではないので、面倒な会計処理はない。 強いて言えばパソコンなどの減価償却くらいだけど、弥生会計を使っているので、特に難…

フリーランスなので仕事納めは自分で決める

先月の終わりころから続いていた仕事の波が数日前から落ち着いて、今年は年をまたぐ仕事を持たずに過ごせそうな予感。 ボリュームの小さな仕事がいくつかあったものの、今日からは年末モードで大掃除。 取引先の翻訳会社は1月7日が仕事始めというところが多…

翻訳の仕事の依頼が途切れた不安な時にすべきこと

先週の終わりころから4日間ほど、手持ちの翻訳案件がない状態が続いている。 忙しくて睡眠時間を削るくらいのときは、「この仕事が終わったら絶対に1週間くらいぐだぐだしてやる!」なんて思うのに、いざ暇になると、最初の2日間くらいはため込んでいた家事…

翻訳の専門分野

実務翻訳には、IT・技術、医薬、金融など様々な分野がある。 翻訳会社に登録する時には、自分が希望する分野のトライアルを受け、合格した場合に登録することが多い。 一般的な内容のトライアルを受け、登録の際に対応できる分野を申告する場合もある。 実際…

翻訳におけるチェッカーの役割

翻訳業界には、チェッカーという仕事がある。 チェッカーの業務は、翻訳者から上がってきた訳文の内容を確認すること。 その確認内容には、訳文の解釈が間違っていないか、抜けはないか、訳語にブレはないか、数字や記号は合っているか、固有名詞は正しいか…

在宅での翻訳作業環境と実際の翻訳作業

翻訳作業に欠かせないのがパソコンとネット環境。 実際の仕事をする際は、守秘義務があり(翻訳会社の登録時に契約を交わす)、情報が洩れてはいけないので、自宅以外で作業をすることはない。 カフェで仕事なんてかっこいいなぁとは思うけれど、客先から提…

金融翻訳者が取っておくと役に立つ(と思われる)資格

翻訳を仕事にする上で、資格は特に必要はない。 しかし、原稿の背後にある知識がないと、誤訳やミスにつながる。 例えば金融関連の翻訳であれば、銀行や証券会社などの金融機関に務めた経験は貴重な「売り」になるが、業界での勤務経験がなくても、それを補…

翻訳作業のスケジュール管理と売上管理

フリーランスで仕事をする上でスケジュール管理は非常に大切な要素であり、それは当然ながら、わたしの様な在宅の実務翻訳者にも当てはまる。 登録している翻訳会社が複数あるので、仕事の依頼が重なることはよくある。 仕事の依頼を受けた時に、自分がどの…

翻訳はかっこいい仕事ではない

仕事を尋ねられた時に、在宅のフリーランスで翻訳の仕事をしていると答えると、「かっこいい」とか「優雅だねぇ」などと言われることが多い。 しかし、現実はまったくかっこいいものではなく、納期が迫っている時には何日間も一歩も家から出ることなく、すっ…

翻訳ツール”Memsource”を使ってみた

翻訳する際に翻訳支援ツールが使われるようになったのはいつごろからなんだろう。 わたしがまだ翻訳の勉強中のときに、Tradosを導入する人が増えているという記事は目にしていたが、値段も高いし、導入する気は全くなかった。 求人情報で「Tradosを使用」が…

翻訳の仕事の見つけ方

翻訳の勉強を続けて、自分の家庭の環境も整って、最初に翻訳の仕事を見つけようと思った時に、求人情報の「翻訳実務経験3年以上」という条件が立ちはだかった。 「経験はないけれど、こんなに実力はあります!」と自分を売り込めるほどの英語力もなく、どう…

翻訳の参考になった本 ~日本語の文章の書き方~

英日翻訳をする際に、日本語表記のルールや分かりやすい文章の書き方を知っておくことは非常に大切。 我が家の本棚にある日本語の文章関連の本を3冊ご紹介。 まずは、 『日本語の作文技術』 著者:本多勝一 出版社:朝日新聞出版 【新版】日本語の作文技術 (…

翻訳者の収入

翻訳の仕事に興味を持ち始めた時、翻訳業界の雑誌などでどのくらいの収入が見込めるのか調べてみた。 翻訳を仕事にするようになった今、その時読んでいたような雑誌の同じような特集記事を読んでみても、「平均」とされるデータと比較して、分野や働き方でか…

英文法の勉強(参考書)

大学受験の勉強をしていた頃から、英文法が苦手だった。 文法は勉強すれば得点源!とわかっていながら、どうしても好きになれなくて、文法的にこうだからこうなる、といった理詰めではなく、いつも雰囲気で選択肢を選んだり、文脈から想像して解釈したり。 …

翻訳と英語力

翻訳は、その対象となる言語が喋れるからと言って、仕事として通用するわけではない。 また、TOEICのスコアが高いとか、英検1級を持っているとか、 英語の資格を持っているだけで優れた翻訳ができるわけでもない。 ただ、大前提として、その言語を理解できる…

翻訳者になるまで

小さなころは、「スチュワーデスになりたい!」「婦人警官になりたい!」といった「子供がなりたい職業アンケート」の上位にでてくるような職業に憧れていた。 現実的に翻訳を仕事として意識したのは、結婚してから。 夫の会社は転勤が多く、自分のキャリア…