『ジャッカルの日』~大統領暗殺を狙うスナイパーとそれを追う警察
あらすじ
“ドゴール大統領暗殺をもくろむ“ジャッカル”という名の男を描いたフレデリック・フォーサイスの同名ベストセラー小説の映画化。暗殺に向けて用意周到に行われる準備とパリ警察の地道な捜査をリアリティたっぷりなディティールで克明に描いた社会派サスペンスの一級品。ドゴール暗殺のクライマックスは、実際に起こらなかった事が判っているにもかかわらず物凄い緊迫感で迫る。”
出典元:allcinema
作品情報
原題:The Day of the Jackal
監督:フレッド・ジンネマン
出演:エドワード・フォックス
マイケル・ロンズデール
公開:1973年
感じたこと
『ジャッカルの日』は映画よりもフレデリック・フォーサイスの小説として知っていて、昔、原書で読んでみようとして途中で挫折したことがある。
フランスが舞台なのに英語で話されていることに違和感を覚えたけれど、話が進むうちにそれほど気にならなくなった。
大統領の暗殺のために雇われたジャッカル。
ハードボイルドな感じが続く映画はあまり得意ではないけれど、警察が追い詰めながらも手をすり抜けていく感じがスリリングに描かれていて、最後まで引き付けられた。
以前、リメイクされたリチャード・ギアとブルース・ウィルスの『ジャッカル』を見たけれど、内容もかなり違って、ほぼ別物。
リメイクするなら、このくらい振り切った方がいいような気がする。