きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『ガンジー』~インドの独立の歴史とガンジーの人物像を丁寧に描いている重厚な作品

 

あらすじ

“インド独立運動の指導者“偉大なる魂”マハトマ・ガンジーの波瀾に満ちた生涯の映画化。物語は、ガンジーが商社の顧問弁護士をしていた若き時代から、インド人差別からの発起、様々な活動、そしてその死に至るまでの軌跡を壮大なスケールで追ってゆく。本作はガンジーを単に救国の聖人として賛美するだけではなく、祖国インドの大地を愛するが故に、また3億5千万の同胞を愛するが故に、支配者大英帝国の巨大な力に立ち向かっていった生身の姿を描く。さらに、陰に陽に彼を支えたカストルバ夫人との夫婦愛を通して、人間ガンジーの魅力を浮き彫りとする構成になっている。その苦しみ、人生、歴史といった要素を、波瀾万丈の軌跡を辿って壮大なスケールでしっかりと描いており、さらに娯楽映画としても楽しめる要素を押さえた、「アラビアのロレンス」などの傑作群と並ぶ、第一級の重厚で見応えのある歴史大作である。”

出典元:allcinema

 

作品情報

原題:Gandhi

監督:リチャード・アッテンボロー

出演:ベン・キングズレー

キャンディス・バーゲン

公開:1982年

             

感じたこと

 

ガンジーの人生については、実はほとんど知らなかった。

インドの歴史も。

 

3時間を超える長編なのに、だれてしまう感じはなく、ガンジーがインドを立ち上がらせようとする姿が丁寧に描かれている。

 

ガンジーは「非暴力・不服従」を掲げたけれど、これを実践するのはとてつもない覚悟がいる。

憎しみの連鎖を止めるには、強い意志が必要。

 

それを自ら実践し、他の人の見本になって国を変えていくガンジー。

 

歴史を作る人ってすごいな。

 

インドとパキスタンの歴史的な背景も、この映画のおかげで理解しやすくなった。