きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『カメラを止めるな!』~話題になりすぎててハードル上がってたけど、ちゃんと面白かった

 

あらすじ

“とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。​本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!​大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。

”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。”

出典元:『カメラを止めるな!』公式サイト

 

作品情報

監督:上田慎一郎

出演:濱津隆之

真魚

しゅはまはるみ

秋山ゆずき

公開:2018年

             

感じたこと

これだけ話題になったし、周りからも「面白かったよ!」なんて話を聞いていたので、逆に見るのを躊躇していたのだけれど、これがちゃんと面白い。

 

有名な俳優がでていなくても、演技力がそれほどすごいというほどではなさそうでも、これだけ引き付けるというのは、本当にすごいな。

 

最初の伏線がきちんと回収され、なるほど、なるほど…と思えるのは、脚本がうまいからなのかな。

 

知らない俳優ばかりだからこそ、先入観なしに楽しめた部分もあると思う。

 

作品を作っているスタッフ全員の「映画が好き」という熱意があふれていて、それが自己満足だけじゃなくてちゃんと成功に結び付いている。

 

大物監督や俳優の作品をみるのとは全く違う感覚で、久しぶりに、わくわくする映画だった。