きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『一日江戸人』 杉浦日向子 <新潮文庫の100冊> ~江戸時代の文化や暮らしをのぞき見

 

新潮文庫の100冊読むぞシリーズ第33弾

 

『一日江戸人』

著者: 杉浦日向子

発行年:2005年

 

あらすじ

“現代の江戸人・杉浦日向子による、実用的かつ、まことに奥の深い江戸案内書。江戸美人の基準、三大モテ男の職業、衣食住など、江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる。さらには「殿さま暮らし」は楽かの考察(「将軍の一日」)、大奥の仕組み(「ザ・大奥」)、春画の味わい方(「春画考」)まで。著者の自筆イラストもふんだんに盛り込まれ、居ながらにして気分はもう江戸人だ。”

出典元:新潮社

 

感じたこと

 

子供のから本が好きだったけれど、それはほとんどすべてが小説だった。

 

今回、新潮文庫の100冊を読もうとする中でエッセイをいくつか読んだけれど、今回も読み慣れていないからか、なかなか進まない…

 

内容は江戸時代の人々の文化や生活を詳しくわかりやすく説明しているので、決してつまらないわけではない。

 

江戸の町人は毎日が楽しそうだなというイメージを思っていたけれど、町人だけでなく、武士や将軍の生活も、想像以上に面白そう。

 

「江戸人というのは…」というようにひとくくりにすることにちょっと抵抗を感じるが、今とは違う文化を感じることできた。