きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『眺めのいい部屋』~20世紀初めのイギリスの裕福な家庭の生活の雰囲気がよくわかる作品

 

あらすじ

“1907年。名家の娘ルーシー(ヘレナ・ボナム=カーター)は、従姉のシャーロット(マギー・スミス)と一緒にフィレンツェへ。現地に到着してすぐに、宿の部屋からの眺めが良くないとシャーロットが騒ぎ出して困惑するルーシーだが、それを耳にしたジョージ(ジュリアン・サンズ)が部屋の交換を申し出る。その後もフィレンツェの街で再会したルーシーとジョージは、互いを強く意識するように。しかし、その様子に気付いたシャーロットがルーシーを連れて帰国。数か月後、ルーシーはセシル(ダニエル・デイ=ルイス)という男性と婚約する。”

出典元:シネマトゥデイ

 

作品情報

原題:A Room with a View

監督:ジェイムズ・アイヴォリー

出演:マギー・スミス

デンホルム・エリオット

ジュディ・デンチ

ヘレナ・ボナム=カーター

ジュリアン・サンズ

ダニエル・デイ=ルイス

公開:1998年

 

感じたこと

公開当時にはダニエル・デイ=ルイスが出ているくらいしか知らなかったけれど、今回、主人公のルーシーはヘレナ・ボム=カーターだし、シャーロットはマギー・スミスだし、イギリスの有名俳優がたくさん出ていたのだとびっくり。

 

ルーシーの自由な考えとしきたりの間で悩む感じや、セシルの人をちゃんと愛せない感じなどが上手く表現されているし、衣装も素敵で、当時の雰囲気がよくわかる。

 

セシルの冷たさや不器用さはダニエル・デイ=ルイスが演じているからこそ引き立っているのだろうと思う。

 

イタリア旅行のシーンを見ると、やっぱりイタリアに行きたくなるなあ・・・