『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』~人を助けたいと願う医学生が患者と触れ合い心を通わせていく物語
あらすじ
“自殺未遂の果て、自らの意志で精神科に入院したアダムス。彼はそこで目覚め、医学の道を志す。2年後、ヴァージニア大学の医学部に入学したアダムスは、規則に背いては患者をユーモアで楽しませていた。冷ややかな視線を向ける学部長や同僚を後目に、やがて彼は恋人カリンとともに、夢に見ていた無料治療院を開設するが・・・。”
出典元:allcinema online
作品情報
原題:Patch Adams
監督:トム・シャドヤック
出演:ロビン・ウィリアムズ
モニカ・ポッター
フィリップ・シーモア・ホフマン
公開:1998年
感じたこと
冒頭のロビン・ウィリアムズが精神病棟にいるという状況が『レナードの朝』にしか思えなくて、もしかして同じような内容なのかと心配しながら見始めた。
医学生は3年になるまで患者と接してはならないという教授の教えに納得せず、附属病院で患者を見舞い、ふれあい、QOLを高めようとする。
年齢を重ねた後でも医学に携わりたいと、医学生になってチャレンジしていく姿には勇気づけられる。
人を助けたいと思う気持ちがすべての原動力になっているのも、すごく素敵だと思う。
ただ、保険のない人たちを無料で受け入れるような行為は、医療行為ととられても仕方がないと感じたし、違うやり方を模索するべきではないかな。
この話は実在の人物に基づいている。
子供のころ、医者になりたいと夢見たことを思い出した。
ルームメイト役のフィリップ・シーモア・ホフマンは、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の時の金持ちのぼんぼん役といい、こういった感じが本当に上手だなあ。