きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『シェーン』~南北戦争後を描いた“The 西部劇”な映画

あらすじ

“南北戦争後のアメリカ西部。横暴な牧場主ライカー(エミール・メイヤー)との対立に苦しむ開拓者のジョー(ヴァン・ヘフリン)とその家族の前に、シェーン(アラン・ラッド)と名乗る流れ者が出現する。一家のもとに身を寄せることになったシェーンはジョーの仲間の開拓者たちとも交流を深めていくが、彼らを追い出そうとするライカーの暴力は激化し開拓者の1人が殺されてしまう。やがて、シェーンは単身ライカー一味のもとへ乗り込んでいくが……。”

出典元:シネマトゥデイ

 

作品情報

原題:Shane

監督:ジョージ・スティーヴンス

出演:アラン・ラッド

ヴァン・ヘフリン

ジーン・アーサー

公開:1953年

 

感じたこと

西部劇って、私にとってはファンタジーに近いくらい現実味のない話なんだけど、実際に開拓された当時や南北戦争などの頃はこのようなガンマンがいて、撃ち合いがあって。

 

クリント・イーストウッドの『許されざる者』を見た時にも、こうした時代があったことが不思議に思えた。

 

外国の人が日本の武士について感じるのと同じようなものだろう。

 

アメリカでの銃の規制が進まないのは、こうやって身を守ってきた歴史があるというのも一因だろうし、自分の身は自分達で守るというのが根底にあるということが分かる。

 

悪役がいて、ヒーローがいてという構図はわかりやすい。

 

当時の文化を知ることができる一本だった。