きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『戦場にかける橋』~日本軍の捕虜となり橋を建設する連合軍兵士たちの物語

あらすじ

“タイとビルマの国境近くにある日本軍の捕虜収容所では、連合軍捕虜を使って、国境に流れるクワイ河に橋を架ける準備が進められていた。だが、英軍大佐はジュネーヴ協定に反するとして、所長と対立。英軍大佐の気骨に共感した所長は、捕虜の恩赦を条件に再度協力を要請。捕虜たちに生きがいを与えようと考えていた大佐はこれを承諾し、こうして建設工事が始まった。だが同時に、収容所から脱走した米海軍少佐の手引きによって、連合軍による架橋爆破作戦も開始されようとしていた……。”

出典元:allcinema ONLINE

 

作品情報

原題:The Bridge on The River Kwai

監督:デヴィッド・リーン

出演:ウィリアム・ホールデン

アレック・ギネス

ジャック・ホーキンス

早川雪洲

公開:1957年

 

感じたこと

あまり戦争映画が好きじゃないので、見ていてもつらいかな、と思ったが、残虐なシーンが多いわけではなかった。

 

日本軍の大佐や連合軍の将校たちのキャラクターがきちんと描かれていて、戦争の悲惨さを伝えるというよりは、人間の尊厳とかを表現したかったのではないかと感じた。

 

捕虜の監禁や、ジュネーヴ条約違反など、実際の収容所はさらにひどい状態だったろうけれど、戦争についての正確な知識のなさを改めて感じた。

 

例えば、捕虜の定義やその対応はどうだったのか。

捕虜からの脱走が英雄化されているが、他の地域でもそうだったのか。

抑留と捕虜は違うのか、など。

 

知らなきゃいけないことがいっぱいあるな。