『楽園のカンヴァス』原田マハ <新潮文庫の100冊> ~アンリ・ルソーの絵画を巡る謎
新潮文庫の100冊読むぞシリーズ第24弾
『楽園のカンヴァス』
著者:原田マハ
発行年:2014年
あらすじ
“ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。”
出典元:新潮社
感じたこと
以前読んでいたけれど、今回、新潮文庫の100冊ということで再読。
今回は文中に絵画が出てくるたびにその作品を検索しながら読み進めていった。
ダン・ブラウンの作品を読むときもそうだけれど、やはり実際にどのような美術作品なのかを見ながら読んでいくと、面白さが増す。
以前に読んだ原田マハの『たゆたえども沈まず』も面白かったし、美術と絡めた話にとても興味がある。
機会を見つけて、ルソーの作品も直接見てみたいな。