『フェーム』~スターを夢みる芸術学校の学生たちの熱い思い
あらすじ
“ニューヨークのマンハッタンにある芸術学校。ここでは、俳優、ミュージシャン、ダンサーとして成功することを夢見るたくさんの若者たちが、青春の日々を送っていた。夢に向かって奮闘する彼らの姿をドキュメンタリー・タッチで生き生きと描いた青春群像劇。監督は「ミッドナイト・エクスプレス」の名匠アラン・パーカー。大人気を呼んだ本作は、後に「フェーム/青春の旅立ち」というタイトルでテレビシリーズ化されている。”
出典元:映画.com
作品情報
原題:Fame
監督:アラン・パーカー
出演:アイリーン・キャラ
リー・キュレーリ
公開:1965年
感じたこと
この映画は学生たちが入学のためのオーディションを受けるシーンから始まり、卒業するまでを描いている。
若い時から自分のやりたいことを見つけてそれに向かって進んでいこうとする姿は、見ていてとてもまぶしくて、うらやましい。
もちろん若い時に自分の道を選ばざるを得ない状況にある人もいる。
いわゆる「毒親」の母親と娘の関係だったり、息子の才能を信じて少し応援が行き過ぎてしまう父親だったり、治安の悪い地域に住みながらコメディアンを目指したり、芸である自分にずっと苦しんでいたり、一人一人の置かれている状況がきちんと伝わってきた。
「超感動!」とか「涙があふれてくる!」みたいな派手な映画ではないけれど、夢を見つけることって大切だよな、あがきながらも、自分の道を切り開いていこうという若者って素敵だよな、と思える作品。