きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『学びを結果に変える アウトプット大全』樺沢紫苑 ~今の自分に足りないものが身にしみてわかる、成長を促すきっかけを与える本。

 

『アウトプット大全』

著者:樺沢紫苑

発行年:2018年

 

 

内容

“日本一アウトプットしている医師である、ベストセラー作家・樺沢紫苑が圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」を大公開。

 

■アウトプットとは? アウトプットの定義

■アウトプットの基本法則

■アウトプットの6つのメリット 他”

出典元:サンクチュアリ出版

 

 

感じたこと

私は自己啓発書の類はほとんど読んだことがない。

 

でもベストセラーとして書店に並んでいるこの本をパラパラとめくり、今の自分に最も足りないものが分かりやすく述べられていると感じ、読まず嫌いをやめて読んでみた。

 

本書の最初の章ではアウトプットの基本法則が述べられている。

 

“2週間に3回使った情報は、長期記憶される”

“インプットとアウトプットの黄金比は3:7”

“アウトプットの結果を見直し、次にいかす”

は、とても納得のいく内容だった。

 

昔から本はたくさん読んでいるけれど、まったくアウトプットをしてこなかった。

だから本の内容もきちんと記憶しておらず、読み始めてしばらくしてから、「ん?これ前に読んだ気がする…」なんて思うこともあるくらい。

 

学びに関してだけでなく、日常の出来事も振り返ったりしないので、異常なほどに昔のことを忘れていく。

 

このブログを始めたのも、これじゃだめだな、自分を変えたいなと思い、いろいろなログをとろうと思ったことがきっかけだったのだけれど、まさにその状況にぴったりの本だった。

 

第2章以降の話し方などについては、日々の生活でそれほど問題意識を持っていないので「なるほどね」くらいの感じで、正直そんなに価値を見出せなかったけれど、第1章は気づきを与えてくれる。

 

丁寧な生活を送るためにもっと若いころから取り組めたらよかったと思うけれど、人生100年、まだまだ遅くはない!

 

トライ&エラーを繰り返しながら、アウトプットを続けていこうと思う。