きすけろぐ

翻訳者きすけの頭のなか

『アンストッパブル』 ~実際の列車暴走事故を題材にしたアクション映画。トニー・スコット最後の監督作品。

 

あらすじ

“操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。事態を察知したベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)は、この日初めてコンビを組んだウィル(クリス・パイン)とともに、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう。”

出典元:シネマトゥデイ

 

作品情報

原題:Unstoppable

監督:トニー・スコット

出演:デンゼル・ワシントン

クリス・パイン

ロザリオ・ドーソン

公開:2010年

 

 

感じたこと

普段、アクション映画やパニック物を好んで見ようとは思わないのだけれど、トニー・スコットとデンゼル・ワシントンってことは面白いのかも…と期待して見始めた。

 

いつもならアクションシーンが続くと早送りしたくなる。でもこの作品は最後まで目が離せなかったし、飽きることもなかった。

 

2001年に起きた実際の暴走事故を題材にしていると知ってびっくり。

気になってその事故についても調べてみたけれど、ちょっとしたミスが重なったり判断を誤るととんでもない事故につながりかねないというひとつの例だと思う。

 

デンゼル・ワシントンが経験をしっかり積んだ機関士を演じていて、こうした時に強みを発揮できるのが「プロ」だよな、としみじみ。

 

話の内容としては特に厚みがあるわけではないけれど、深いことを考えずに100分間、ドキドキしたい場合にはおすすめ。